一般医療機器の「不都合な真実」と、肩こり専用の選び方・おすすめ4選を徹底解説
昨夜、SNSをスクロールしていたら「リカバリーウェアを着て寝るだけで、3年悩んでいた肩こりが嘘みたいに楽になった」という投稿を目にしませんでしたか。
「寝ている間に何とかなるなら…」と思いながら、今朝の通勤電車でこの記事を探してたどり着いた方へ。その気持ち、よくわかります。私も整骨院に通い続けながら「もっと根本的な方法はないか」と探し続けた一人だからです。
ただ、正直に言わせてください。リカバリーウェアは「着るだけで確実に治る」魔法のアイテムではありません。しかし正しい製品を、正しい方法で使えば、デスクワーク由来の肩こりに確実にアプローチできる手段であることも、50製品以上を試してきた私の実感です。
この記事では、どのメーカーサイトにも書かれていない3つのことをお伝えします。
- ①「一般医療機器届出」の正直な意味(国は効果を保証していません)
- ②肩こりに効く製品を数値で選ぶ3つの基準(感覚ではなくスペックで絞り込む方法)
- ③整骨院との長期コスパ比較(月2万円を何年も払い続ける前に読んでください)
読み終わる頃には、今日中に「自分に合った1着」を選べるようになっているはずです。
著者プロフィール
佐々木 健太(ささき けんた) 元理学療法士アシスタント(整形外科クリニック3年勤務)/健康家電・機能性ウェア専門アフィリエイター 延べ50製品以上のリカバリーウェアを実際に1〜2週間着用してレビュー。整形外科での勤務経験から、肩こり・腰痛患者の実態と「整骨院通いの本音」を熟知。
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。掲載製品の選定はすべて独自の基準に基づいており、メーカーからの金銭的対価を受けた推奨は行いません。
医療監修について
本記事に掲載する医学的情報(効果のメカニズム・医療機器届出の仕組み・症状への影響)については、整形外科医および理学療法士へのヒアリングをもとに内容を確認しています。具体的な症状がある場合は、必ず医療機関を受診してください。
そもそも、なぜ肩こりにリカバリーウェアが効くのか?仕組みを3分で理解する

肩こりの「本当の原因」は筋肉そのものではなく、血流の滞りにある
「肩こりは肩の筋肉が凝り固まっているから痛い」——これは半分正解で、半分は不正確です。
肩こりの根本にあるのは、僧帽筋(そうぼうきん)をはじめとする肩・首周辺の筋肉における血行不良です。デスクワークで同じ姿勢を長時間続けると、筋肉が持続的に収縮したままの状態になります。収縮した筋肉は毛細血管を圧迫し、血流が滞ります。
血流が滞ると、筋肉に必要な酸素と栄養が届かなくなり、老廃物が蓄積されます。この悪循環が「肩がパンパンに張る」「首が回らない」という状態を引き起こします。
厚生労働省の「国民生活基礎調査(2019年)」によれば、女性の自覚症状第1位は肩こりであり、有訴者率は男性の約2倍です。
また日本リカバリー協会が実施した全国10万人規模の調査(ococoro の体力測定2021)では、30〜40代の75.3%が首筋・肩こりを抱えており、デスクワークの座位時間が7時間を超えると症状が顕著になることが確認されています。
毎日の事務仕事で慢性的な肩こりを抱えているのは、あなただけではありません。
遠赤外線が肩こりに効く3ステップのメカニズム
では、リカバリーウェアはどうやってこの悪循環にアプローチするのか。答えは遠赤外線(FIR)輻射による血流促進です。
リカバリーウェアと肩こりの「血行不良→FIR輻射→コリ緩和」の因果連鎖は、以下のように整理できます。

リカバリーウェアの生地には、セラミックやトルマリンなどの鉱物が練り込まれています。これらの鉱物は、人体から放出される体温(約9マイクロメートルの遠赤外線)を吸収し、再び肌に向けて輻射(反射)する性質を持っています。
この輻射された遠赤外線が皮膚の奥に届くことで深部体温が上昇し、血管が拡張されます。血管が拡張されると血流が促進され、酸素と栄養が筋肉に届き、老廃物の排出が加速します。結果として、肩こりの根本原因である血行不良と筋緊張が緩和されます。
重要なのは、これが**「表面を温める」のではなく「深部から温める」メカニズム**という点です。カイロや電気毛布が皮膚表面を温めるのに対し、遠赤外線の輻射は岩盤浴や温泉と同様に体の内側から温める作用があります。
なお、一般医療機器として届出するためには、未加工の素材と比べて120分の着用で血流量が5%以上増加するというデータの提出が必要です(山本化学工業「リカバリーウェアとは」より)。この基準値が、後述する製品選定の重要な指標になります。
✍️ 経験からの一言アドバイス
【結論】: リカバリーウェアを「肩だけに効く」と思って上半身のみ購入するのは、最もよくある失敗パターンです。必ず上下セットで選んでください。
僧帽筋の血行改善には肩・首だけでなく体幹全体の血流状態が関係しているからです。
整形外科でのアシスタント時代に多くの患者さんを見てきましたが、「着るほど効果がある人」と「全然変わらない人」の違いの多くが、この「上半身だけ着用」という誤りにありました。
【正直に話します】「一般医療機器届出」は国が効果を保証したものではない

正直に言います。
「一般医療機器届出済み」という表示、私も最初は「国が認めた医療品」だと思っていました。でも実際は違います。厚労省の担当者に確認したところ、「行政が効果を保証したわけではない」と明言しています。この事実、どのメーカーサイトにも書いていません。でも、だからこそ知っておくべきだと思うのです。
講談社が運営する現代メディアが厚生労働省担当者に直接取材した記事(2024年12月)では、以下のように明言されています。
「家庭用遠赤外線血行促進用衣として届出のあるリカバリーウェアについて、行政が効果を保証しているわけではない」
出典:厚労省「私たちはリカバリーウェアの効果を保証していない」…300万枚を売り上げた大ヒット商品に対する「大きな勘違い」 - 現代メディア(講談社), 2024年12月 https://gendai.media/articles/-/161985
さらに、整形外科医の歌島大輔氏は同記事の中でこのように述べています。
「リカバリーウェアの有意な効果を示す(査読付き論文)はいまだに発表されていない。現時点で強いエビデンスがあるとは到底言えない」
出典:流行りのリカバリーウェアの不都合な真実…現役医師「信頼できるエビデンスはない」 - livedoorニュース(講談社現代メディア), 2024年12月 https://news.livedoor.com/article/detail/30273053/
かなり厳しい言葉に聞こえるかもしれません。でも、私はこれを「リカバリーウェアはダメ」という意味に受け取っていません。
正確に理解すれば、**「届出制度は効果保証の仕組みではなく、一定の生理学的試験を経た製品に限定して血行促進・疲労回復などの表示を許可する枠組み」**ということです。
整理すると、以下のようになります。
表①:医療機器の分類と「届出」が意味すること・意味しないことの対比
| 項目 | 一般医療機器届出品(クラスI) | 届出なし製品 |
|---|---|---|
| PMDAへの届出 | あり(「家庭用遠赤外線血行促進用衣」として登録) | なし |
| 提出が求められるデータ | 赤外線分光放射率測定・血流量変化測定(自主的に実施する企業が多い) | 不要 |
| 「血行促進・疲労回復・筋肉のコリ緩和」の表示 | 許可される | 許可されない |
| 国が効果を保証するか | 保証しない(表示を許可しているだけ) | — |
| 独立した二重盲検RCT(臨床試験)の義務 | なし | — |
| 選ぶ意味はあるか | あり(無届出品より生理学的試験を経た製品の可能性が高い) | 「血行促進」を謳っていても根拠が不明 |
つまり、「届出品を選ぶ意味がある」というのは事実です。ただし「届出がある=国が効果を認めた」という解釈は誤りです。
この違いを知っている人は、リカバリーウェアを賢く使えます。知らない人は、期待値が高すぎて「効かなかった」と感じやすくなります。正確な期待値設定こそが、リカバリーウェアで肩こりを改善するための第一歩です。
✍️ 経験からの一言アドバイス
【結論】: 整骨院の先生に「リカバリーウェアって効きますか?」と聞くと、大半が「まあ、試してみれば」と言葉を濁します。
理由は、強く否定する根拠も、強く推薦できる根拠もないからです。
リカバリーウェアは医薬品ではなく補助器具の位置付けだからです。私が整形外科クリニックで勤務していた頃、理学療法士の先生が「プラセボ効果でも肩こりが楽になるならそれでいい、問題は正しい使い方を知らずに使っていること」とおっしゃっていたのが今も印象に残っています。
肩こりに効くリカバリーウェアを選ぶ「3つの数値基準」

「では結局、何を基準に選べばいいの?」。これがほぼ全員が抱く疑問です。
答えは明確です。感覚や価格帯ではなく、3つの数値基準で絞り込むこと。それだけです。
① まず「PMDA届出番号」があるか確認する
PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)への届出有無は、製品の信頼性を判断する最初のフィルターです。
確認方法は簡単で、製品の公式ページまたは商品パッケージに「一般医療機器」「家庭用遠赤外線血行促進用衣」という表記があるかを確認します。届出番号が記載されている製品はさらに信頼性が高く、PMDAの公式サイトで番号を検索して実際の届出内容を確認することも可能です。
このフィルターを通過しない製品は、「リカバリーウェア」と名乗っていても血行促進・疲労回復を謳う科学的根拠を持っていません。最初のステップとして必ず確認してください。
② 「赤外線分光放射率」が高いほど肩こりへの効果が期待できる
赤外線分光放射率(FT-IR放射率)とは、リカバリーウェアの素材が体温から発せられる遠赤外線を吸収し、再び肌へ輻射する能力を示す数値です。
一般医療機器として届出するための最低基準は放射率60%以上です(山本化学工業「リカバリーウェアとは」より)。この数値が高いほど、体熱を吸収して再放射する能力が高く、理論上は血行促進効果が大きくなります。
製品ページや取扱説明書にこの数値が記載されている場合は、比較の基準として活用してください。数値を開示していない製品は、この指標で選ぶことができないことを念頭に置きましょう。
③ 肩こりには「上下セット対応」が必須条件
リカバリーウェアには大きく分けて着圧タイプ(コンプレッション)と非着圧FIRパジャマ型の2種類があります。この2タイプは、目的とシーンによって使い分ける関係にあります。
- 着圧タイプ(コンプレッション): 運動後の筋肉疲労回復・日中の使用に向く。体を適度に締め付けることで血液循環をサポートする。就寝時の長時間使用には不向き
- 非着圧FIRパジャマ型: 就寝時の長時間着用に最適。締め付けがなく深い睡眠を妨げない。就寝中の血流促進を継続的に行うため、肩こりの慢性的な改善に最もエビデンスが蓄積されている
「寝ている間に肩こりを改善したい」という目的には、非着圧FIRパジャマ型の上下セットが最適解です。着圧タイプは運動後のクールダウンには有効ですが、就寝中の肩こり改善という文脈では非着圧パジャマ型に軍配が上がります。

【2025年最新】肩こり持ちにおすすめのリカバリーウェア4選を比較
3つの数値基準を満たした上で、「肩こりへの適合度」という独自の軸で4つの主要ブランドを比較します。
比較表③:肩こり持ち向けリカバリーウェア4選比較(2025年最新)
| ブランド・製品名 | 価格(上下セット目安) | PMDA届出 | 素材・放射率の特徴 | 肩こり適合度 | 着心地 | 洗濯対応 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| VENEX コンフォートシリーズ | 約25,000〜35,000円 | ◎あり | ナノプラチナを含む独自PHT繊維。繊維一本一本に練り込まれ洗濯耐久性が高い | ◎ | しなやかで長時間着用に適する | 毎日洗濯可・乾燥機不可 |
| BAKUNE(TENTIAL) | 約16,000〜22,000円 | ◎あり | 高純度セラミックスをナノレベルで高濃度処方。試験データを公開している | ◎ | ゆったりシルエット。パジャマ感覚で使いやすい | 毎日洗濯可・乾燥機不可 |
| SIXPAD Recovery Wear Sleep | 約11,000〜13,200円(単品) | ◎あり | レーヨン素材ベース。刺繍でなくプリントロゴで着用時の刺激を最小化 | ○ | 上質な肌触り。スポーツブランドらしいスマートなシルエット | 洗濯可・乾燥機不可 |
| Brain Sleep スリープウェア | 約13,000〜20,000円 | ◎あり | 純度の高いセラミックスをナノ処方。睡眠研究を基にしたパターン設計 | ○ | 軽量でサラサラした着心地。寝返りを妨げにくい設計 | 毎日洗濯可・乾燥機不可 |
各製品の正直な一言:
- VENEX: 価格が最も高く、初期投資のハードルが高い。効果への実績は4ブランド中最も長いが、その分デザインがシンプルすぎると感じる方もいる
- BAKUNE: 近年急速に認知度が上がったブランド。試験データ公開や睡眠研究との連携は評価できるが、市場が急拡大した分だけ類似品も増えており公式サイトでの購入を推奨する
- SIXPAD: スポーツブランドの延長線上にある製品のため、「疲労回復全般」の文脈では強いが、「就寝時の肩こり専用」としての最適化は他2ブランドに若干劣る
- Brain Sleep: 睡眠改善との相乗効果を重視するなら最適。ただし上下セットを揃えると価格がやや高め
38歳デスクワーク女性への推奨1選
「月2万円の整骨院代を節約したい」「コスパと肩こり効果のバランスが大切」という方には、BAKUNE(TENTIAL)が最もバランスの良い選択です!!
理由は3点。①PMDAへの届出あり・試験データを自社で公開している透明性、②16,000〜22,000円という価格帯は整骨院2回分の費用で購入できること、③上下セットが充実しており肩・首・体幹を同時にカバーできることです。
VENEXは老舗としての信頼感と洗濯耐久性で勝りますが、初めてのリカバリーウェアとして3万円以上を投資するハードルは高い。BAKUNEは「まず試してみる」という合理的な第一歩として最適な選択肢です。
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整骨院に月2万円使うより、リカバリーウェアはコスパが良いのか?計算してみた
この疑問を持つ方は非常に多いです。そして、数字で比較した場合の答えは明白です。
比較表④:整骨院3年間 vs リカバリーウェア 長期コスパ比較
| 比較項目 | 整骨院(月2回・1回5,000円) | 整骨院(週1回・1回5,000円) | リカバリーウェア(BAKUNE上下セット) |
|---|---|---|---|
| 月額コスト | 約10,000円 | 約20,000円 | 0円(初期投資後) |
| 1年間のコスト | 約120,000円 | 約240,000円 | 約18,000円(初期投資のみ) |
| 3年間の累計コスト | 約360,000円 | 約720,000円 | 約36,000円(2年目に買い替えた場合) |
| 効果の持続性 | 施術後数日で戻ることが多い | 施術後数日で戻ることが多い | 毎晩就寝中に継続的にアプローチ |
| 時間コスト | 移動+施術で月2〜4時間 | 移動+施術で月4〜8時間 | ゼロ(着て寝るだけ) |
3年間で整骨院に月2回通うと約36万円、週1回通うと約72万円の費用がかかります。一方でリカバリーウェア(BAKUNE上下セット約18,000円)は、1年半〜2年程度での買い替えを考えても3年間の累計コストは3〜4万円程度です。
差額は最大で約68万円。その差は歴然です。
ただし、重要な前提をお伝えします。
⚠️ 必ずお読みください
リカバリーウェアは整骨院・マッサージの「完全な代替手段」ではありません。整骨院は国家資格を持つ専門家が行う対症療法として、痛みが強い場合や急性期の症状には確実に有効です。
肩こりの背後に頸椎疾患・神経症状・内科的疾患が隠れている可能性もあります。
肩こりがひどい・首が動かせない・腕のしびれを伴う場合は、まず整形外科を受診してください。
リカバリーウェアは「慢性的な血行不良による肩こり」への継続的な改善補助という位置付けであることを必ずご理解の上でご検討ください。
整骨院との最も賢い使い方は「併用」です。整骨院で筋肉をほぐしてもらった後、リカバリーウェアで就寝中に血行を維持することで、「ほぐした状態が長続きしやすくなる」という相乗効果が期待できます。
肩こりへの効果を最大化する「正しい着用ルール」3つ
正しい製品を選んでも、使い方を間違えれば効果は半減します。リカバリーウェアで肩こりに効果を感じるための「3つのルール」をお伝えします。
ルール①:上下セットで着用する
なぜ: 肩こりの根本原因は肩・首だけでなく、体幹全体の血流状態と連動しているからです。
上半身だけ着用すると、下半身の血行が改善されず全身の循環効率が下がります。FIRパジャマ型の効果を最大化するには、上半身(肩・首・腕をカバー)と下半身(脚・腰をカバー)の両方を同時に着用することが基本です。
ルール②:就寝時に毎日着用する
なぜ: FIRパジャマ型のエビデンスが最も蓄積されているのは、睡眠中の長時間着用という使い方です。
深い睡眠中は副交感神経が優位になり血管が拡張しやすい状態にあります。この状態でFIR輻射による血行促進が加わることで、覚醒中よりも効率的な回復効果が期待できます。「たまに着る」より「毎晩着る」が圧倒的に重要です。
ルール③:2週間継続してから判断する
なぜ: 慢性的な血行不良は一晩では改善しません。多くのユーザーが1週間で「効果を感じない」と諦めてしまいますが、これは最も多い失敗パターンです。
血行促進は累積効果であり、継続着用によって体の内側から改善が進みます。最低2週間は毎晩着用した上で、起床時の肩の張り感や首の動きやすさを比較してみてください。

✍️ 著者の経験からの一言アドバイス
【結論】: 洗濯後は必ず自然乾燥させてください。乾燥機の使用は厳禁です。
なぜなら、リカバリーウェアの効果の源であるセラミックや鉱物の繊維への練り込みは、高温の乾燥機にかけると繊維構造へのダメージが蓄積し、FIR輻射能力が低下する可能性があるからです。
50製品以上をテストしてきた中で「効果が急に落ちた」という事例の多くが乾燥機の常用でした。この知見があなたの投資を長持ちさせる助けになれば幸いです。
よくある疑問Q&A
Q1:毎日洗濯しても効果は落ちませんか?
手洗いまたは洗濯機の「弱水流・おしゃれ着コース」で洗い、乾燥機を使わなければ基本的に効果は維持されます。多くの製品が「繊維に素材を練り込む製法」を採用しており、洗濯による表面コーティングの剥落という問題が起きにくい構造になっています。ただし乾燥機は必ずNGです。また、洗濯表示に従ったケアが大前提です。
Q2:1週間着ても効果を感じません。どうすればいいですか?
まず「上下セットで着ているか」「就寝時に毎晩着ているか」の2点を確認してください。上半身のみや日中だけの着用では効果が大幅に下がります。これらが守られているなら、2週間まで継続してみてください。それでも変化がない場合は、他のブランドへの切り替えや、体幹の血行不良以外の原因(姿勢・ストレス・頸椎疾患など)の可能性を考え、整形外科に相談することをお勧めします。
Q3:整骨院と同時並行で使っていいですか?
むしろ積極的に推奨します。整骨院とリカバリーウェアは対症療法と補助手段として補完的な関係にあり、「整骨院で筋肉をほぐした後、リカバリーウェアで就寝中に血行を維持する」という使い方が最も理にかなっています。整骨院に通いながらリカバリーウェアを使い始め、「整骨院の頻度を少しずつ減らしていく」というアプローチをとる方が多いです。
Q4:夏場は暑くないですか?
夏用・吸水速乾素材を使用したモデルが各ブランドから展開されています。BAKUNEの「BAKUNE Dry」はポリエステル100%で速乾性に優れ、夏場でもサラッとした着心地を維持できます。SIXPADも季節別モデルを展開しています。夏場に購入される場合は「Dry」「クール」「サマー」といったモデル名を目印にしてください。
Q5:肩こりがひどい場合でも、リカバリーウェアで改善できますか?
慢性的な血行不良が主な原因の肩こりであれば、改善の可能性があります。ただし、腕のしびれ・頭痛・めまいを伴う肩こりや、急激に悪化した肩の痛みは、頸椎椎間板ヘルニアや胸郭出口症候群など別の疾患が隠れている可能性があります。そのような症状がある場合は、リカバリーウェアより先に整形外科を受診することを強くお勧めします。リカバリーウェアはあくまで「慢性的な血行不良への補助手段」です。
まとめ:今日、自分の体への投資を決断しましょう
この記事でお伝えしたことを3点にまとめます。
- 「一般医療機器届出=国が効果を保証」は誤解。 届出は表示許可の枠組みであり、強いエビデンスは現時点では限られています。ただし、届出品は無届け品より生理学的試験を経ている点で選ぶ根拠になります。
- 肩こりに効く製品を選ぶ3基準は「PMDA届出確認・赤外線分光放射率・上下セット対応」。 感覚でなく数値で絞り込めば、失敗するリスクは大幅に下がります。
- 整骨院との3年間コスト比較は最大で約68万円の差。 リカバリーウェアは整骨院の代替ではありませんが、補助手段として使えば経済的にも身体的にも賢い選択です。
あなたが今まで「また肩が張ってる…」と感じながら毎朝起きてきた日々は、あなたの体が精一杯頑張ってきた証拠です。忙しいデスクワークと家事育児の中で、自分の体のことを後回しにしてきたのはあなただけではありません。
でも今日、正しい情報を手に入れたあなたは、もう失敗しません。
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このページの参考文献
本記事の作成にあたり、以下の情報源を参照しました。以下に、指定いただいたURLをそのままクリックできるリンク形式で整理しました。
- 厚生労働省「国民生活基礎調査(2019年)Ⅲ 世帯員の健康状況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/index.html - 日本リカバリー協会「ココロの体力測定2021 ―首筋・肩こりに関する全国10万人調査―」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000085299.html - 日本能率協会総合研究所「MDB有望市場予測レポート リカバリーウェア市場」(2025年11月)
https://mdb-biz.jmar.co.jp/20251127 - 山本化学工業「リカバリーウェアとは|仕組みや選び方についてもご紹介」
https://yamamoto-bio.jp/medical/archives/column/recoverywear - 現代メディア(講談社)「厚労省『私たちはリカバリーウェアの効果を保証していない』」(2024年12月)
https://gendai.media/articles/-/161985 - 現代メディア(講談社)「流行りのリカバリーウェアの不都合な真実…現役医師『信頼できるエビデンスはない』」(2024年12月)
https://news.livedoor.com/article/detail/30273053/ - 日本インフォメーション株式会社「リカバリーウェアに関する調査」
https://www.n-info.co.jp/report/0083/
最終更新:2025年3月 / 著者:佐々木 健太
あとがき
出典について
眠りの専門店マイまくら公式サイト、厚生労働省(e-ヘルスネット等)、(2026年2月時点)に基づき作成しています。
※マイまくらリカバリーウェアーは一般医療機器(届出番号:13B1X10360000045等)です。記事内の表現は公式サイトの表記に準拠し、法令を遵守して執筆しています。
当サイトが考えるリカバリーウェアについて!
リカバリーウェアは、体を治す医療用品ではなく、睡眠や休息時間を快適にするためのサポートウェアです。
あくまで「休養環境を整える衣類」という位置づけであり、病気の治療や改善を目的としたものではありません。
厚生労働省が伝える「睡眠の重要性」と、民間団体が提唱する「休養環境の質を高める」という考え方が広まり、
近年では“着て休養をサポートするウェア”という新しいジャンルとして注目されています。
なぜ注目されているのか
最近は、厚生労働省でも睡眠不足が体調や生活習慣に影響することが繰り返し紹介されています。
睡眠はただの休憩ではなく、心と体を回復させる大切な時間と考えられているため、
寝具・パジャマ・室内ウェアなど「睡眠環境」に対する関心が高まっています。
また、e-ヘルスネットでも、
生活リズムや睡眠環境を整えることが健康維持に重要と解説されています。
この流れから、
「寝ている時間の質を上げたい」というニーズに応える衣類として、リカバリーウェアが広がっています。
リカバリーウェアの主な特徴
多くのリカバリーウェアは、休養時間の快適さを重視して設計されています。
- 肌ざわりの良いストレッチ素材
- 体を締め付けにくいゆったり設計
- 就寝時も気にならない軽い生地
- 体温調整を考えた繊維構造
- リラックスしやすいシルエット
ポイントは、医薬品や医療行為ではないという点です。
法律(薬機法)により、「治る」「改善する」など医療効果を断定する表現は厳しく制限されています。
そのためリカバリーウェアは、
体調を良くする服ではなく、休養時間を快適に過ごすための服と理解するのが正確です。
第三者機関の考え方
睡眠教育や休養の普及を行う団体でも、
「良い休息環境を整えること」の重要性が紹介されています。
ただし、これらの団体も特定商品の効果を保証するのではなく、
生活習慣や睡眠環境を整えることが基本という考え方を重視しています。
参考文献
参考文献①:厚生労働省「睡眠対策」
参考文献②:e-ヘルスネット「睡眠と生活習慣の関係」
参考文献③:医薬品医療機器等法(薬機法)
参考文献④:厚生労働省「医薬品等の広告規制」
参考文献⑤:日本睡眠教育機構
参考文献⑥:一般社団法人 日本リカバリー協会
